ミライ経営塾Wonders中間共有会
中間折り返し地点に立つ!
ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補商店(かねすけしょうてん)のたなかななです。
私たなかは2023年4月よりドリームキャンドル製造販売の責任者に就任しました。
今年3月以前、
私はドリームキャンドルを楽天市場などのオンラインショッピングモールで販売する担当でした。
現在のような部署のマネージメントをするのは初めての経験です。
マネージメントへの自信のなさに加え、
ドリームキャンドルという商品の魅力を伝える力もまだまだ弱いと自覚していました。
そんなときにたまたま見つけたのが、
地元神戸市が主催する『ミライ経営塾Wonders』という学びの場への募集案内。
キャッチコピーに書いてある「デザインの力を経営に生かそう!」という言葉に惹かれ、
早速応募。
そして幸い12社のうちの1社に採択が決まり、
8月よりデザイン経営の学びがスタートしたのでした。
このWondersという取り組みは神戸市が公募した市内中小企業のための無料のプログラムなのですが、
実に贅沢な学習の場でありまして
まずもって、メンターと呼ばれる3人の講師の先生方がすごい!
この事業を運営する神戸新聞社さんの熱意がすごい!
参加されている各企業さんたちの想いがすごい!
「すごい!」という言葉足らずな表現しかできずで誠に申し訳ないのですが、
私たなかがこのグループに参加させていただけていること自体が本当にありがたく、
これは自分たちの取り組みひとつひとつを絶対に中途半端にしてはいけないのだと
鼻息荒く心に誓うべき活動なのでありました。
Wondersでは最初の3回でデザイン経営のイロハを学び、
その後「プロダクトデザイン」・「ブランドデザイン」・「組織デザイン」の3チームに分かれ、
メンターの先生の元で各自がそれぞれの課題解決に向けて取り組みます。
私たちは「ブランドデザイン」のチームに加わり、
【ドリームキャンドル】のブランド化を目的に
10・11・12月と密かに活動をしてまいりました。
そしてあっという間に、
これまでの3ヶ月間の取り組みを発表する
今回の中間共有会の回を迎えることとなりました。
ちなみにWonders最初の3回の共通講義の様子はそれぞれ当ブログにてご紹介しており、
1回目の講義内容はコチラの記事で、
2回目の講義内容はコチラの記事で、
3回目の講義内容はコチラの記事でお読みいただけますのでぜひご覧いただけると嬉しいです!
私たちの発表
私たちは、私たなかを含む2人体制にて
Wondersでの【ドリームキャンドル】ブランディングに取り組んでいます。
私たなかはアラフィフと呼ばれる年代で、
もう1名のスタッフは20代です。
【ドリームキャンドル】をご購入くださるお客様は10代後半から80代まで非常に幅広いため、
こうしたブランディングの取り組みも
幅広い年代のスタッフ間で共有するのが面白いと思い、
20代と40代後半という組み合わせでチャレンジしております。
私たちの「ブランドデザイン」チームのメンターは星加ルリコ先生で、
われわれ地元の自慢【神戸ビーフ】のブランディングを成功させた実力派。
月に一度星加先生との面談の場が設けられ、
私たちが「ブランディング」をしたい理由と目的に沿って
「まずはここから!」というファーストステップからアドバイスを賜りました。
では、ここでクイズです!
私たちが”最初に取り組むべきこと”として与えられた課題は何だったでしょうか?
課題のファーストステップ
答えは《データ分析》です。
物売りとしては恥ずかしながら、
私たちの【ドリームキャンドル】を販売する過程で
データ分析を活用したことはありませんでした。
私たちはお電話にて「ドリームキャンドル」のご注文をお受けしていたり、
公式サイトと楽天市場とAmazonでオンライン店舗を運営しているので、
お客様の年齢層や性別などは"なんとなく"把握しているつもりだったでした。
しかし星加先生は、それらのデータを実際に分析にまで活かすようにご指導くださいました。
私たちは、
個人のお客様と企業のお客様について過去の数値データを分析し、
実際に「ドリームキャンドル」をご購入いただいているお客様像を明確にしました。
すると、
今まで私たちが"なんとなく"捉えていたお客様のイメージが
実際の姿とは微妙に異なることがわかりました。
プレゼンテーション
そうして導き出した実際の"お客様像"に対して
今度どのように「ドリームキャンドル」をもっと広めていくかについて
社内でさまざま検討・検証してみました。
その過程について、
今回のWonders中間共有会にて
参加企業のみなさまに向けて発表をした次第です。
私たちの発表のテーマは『夢を叶えるブランディング』。
「ドリームキャンドル」の「ドリーム」という言葉にフォーカスして生まれたテーマです。
私たちの10月から行ってきたデータの分析と、
分析結果から得られたお客様像の輪郭、
そしてそのお客様像へどうしたら「ドリームキャンドル」を知っていただけるかの仮説を
スライドを用いて発表しました。
その様子がコチラです↓
発表者は20代のスタッフKちゃん。
実はプレゼンテーションは初めての経験で
直前まで「緊張します」と弱気でしたが、
発表では堂々と話すことができており、たなかもホッといたしました。
未来へ向けて
今回のプレゼンテーションのテーマ『夢を叶えるブランディング』にはもう1つの意味が含まれています。
それは、私たちが「ドリームキャンドル」という商品を通して叶えたい『夢』である、
ドリームキャンドルで世界中の誕生日やクリスマスを愛と感動と笑いと涙で包むことです!
「ドリームキャンドル」が生まれたのは、
先代である田中彰前社長のある想いからでした。
田中彰は59年前に靴の部品を製造する会社として我が社を立ち上げました。
今も靴部品は我が社のメイン事業なのですが、
阪神淡路大震災で地元神戸の地場産業であった靴製造業が大打撃を受け、
さらに外国からの安価な靴の輸入により国産靴産業は衰退の一途をたどります。
そんななか田中前社長は「日本をもっと明るくしたい!」という想いで
パーティーグッズ「ドリームキャンドル」を生み出すこととなります。
「ドリームキャンドル」が生まれた最初の大切な想いを
私たちはこれからも抱きつづけ、もっとたくさんの人に、もっと広い世界へ向けて
届けていきたいと思います。
そして、お誕生日やクリスマスといった、誰にとっても大切な日に
愛と感動と笑いと涙でもって印象に残る素敵なひとときを過ごしていただけるよう
「ドリームキャンドル」の力で変化を起こしたいと考えています。
Wondersを通じて、
私たちのもつ夢を一歩でも前進させられるよう、
3月に行われる最終発表までには最低でも3つの取り組みを実施していきたいと考えています。
それにつきましては、
またこのブログでご報告いたしますね!
メンター星加先生と
今回こうしてWondersでの取り組みをブログにて発信しているのは、
【ドリームキャンドル】に興味を持ってお読みくださる方はもちろんのこと、
われわれのような中小企業で、商品のブランディングや販路開拓に悩んでいる方が
われわれの取り組みの行程や結果から何かヒントを得られたらいいなという想いもあってのことです。
というのも、
私たち自身がそのようなことに悩み、
どんな取り組みにて課題を解決に導こうかと日々試行錯誤している中で
そうした事例を共有している企業さんの発信などから非常に多くの学びを得て、
われわれもチャレンジしようと励まされてきたからです。
今回私たちがお世話になっているブランディングチームの星加先生、
サポーターとして惜しみなく大きなお力添えをしてくださる神戸新聞社さん、
そして主催の神戸市さんには本当に感謝してもしきれません。
私たちが必ず結果を出して、恩返しをできたらと思います。
この中間共有会の後、
星加先生にスーパードリームキャンドルをクリスマスプレゼントとしてお渡しすることができました。
記念に撮っていただいたお写真です。
真ん中が星加先生、そして左がたなかです。そして右が発表者のKちゃんです。
最後に
今回も私たなかがどんなふうにドリームキャンドルという商品と向き合っているかの一コマを
みなさまにご紹介させていただきました。
いつもお読みいただきありがとうございます!!
最後にお知らせです。
ドリームキャンドル公式インスタグラムアカウントを開設いたしました。
インスタグラムで「ドリームキャンドル」で検索後、
ぜひぜひ「dreamcandle_jp」をフォローをいただけましたら大変嬉しいです。
投稿者プロフィール
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ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
tiktokも更新中!
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