世界を巡るお誕生日の旅 タジキスタン編

タジキスタン的お誕生日のお祝い豆知識

ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補商店(かねすけしょうてん)のたなかななです。

私たなかは2023年4月よりドリームキャンドル製造販売の責任者に就任しました。

私は今、ドリームキャンドルを世界へ向けて販売するという目標をもっています。

ドリームキャンドルは感動誕生日を演出するパーティーグッズですから、

”世界へ出るならまず世界の誕生日を知ろう”という学びを2023年7月にスタートしました。

その学びの過程で得た情報をこちらのブログで発信しています。


ではさっそくですが、

みなさまは世界中のさまざまな文化に独自のお誕生日の祝い方があるのをご存知でしたか。

私たちと似たようなスタイルで祝う国もあれば

一部似たスタイルの国や全く異なるスタイルの国もあるというは納得できますよね。

他の国でのお誕生日のお祝いのスタイルやアイデアを知ることで

私たちが誰かのバースデーパーティーを企画するときのヒントになるかもしれません。

そんなお楽しみをもってこのブログを読んでいただけると嬉しいです。

さて、このブログのテーマ『世界を巡るお誕生日の旅』第6国目として私が選んだのは

タジキスタンです。

初インタビュー実施

今回私たなかは、神戸在住タジキスタン人男性のムーさんにインタビューを実施しました。

ムーさんは1年前に神戸に移住したばかり。

流暢な英語を武器に日本の大手企業で働いています。

そんなムーさんにインタビューした内容を交え、

タジキスタンのお誕生日祝いについて私が知り得た情報をシェアさせていただきたいと思います。

タジキスタンの基本情報

まず最初にタジキスタンという国の基本情報からお伝えいたします。

タジキスタンは中央アジアに位置し、

アフガニスタン・中国・キルギス・ウズベキスタンと国境を接しています。

国土の9割が山岳地帯で、首都のドゥシェンべの標高は800メートルもあります。

壮大で美しい大自然が今も多く残っていて、

ムーさんイチ押しの地がエメラルドグリーンに輝く湖カラクル湖だそうです。

しかしここは秘境と呼ばれ、訪れるのに相当の時間と労力を消耗するため、

実はまだムーさんご自身も自分の目で見たことはないとのことでした。


ちょっとビックリな驚きの事実!

さて、タジキスタン人ムーさんにインタビューするにあたり

私は事前にタジキスタンの誕生日祝いについて調べておくことにしました。

すると、「タジキスタンでは誕生日を祝うことが禁止されている」という衝撃な事実を知ることと

なったのです。

まさか世界に誕生日祝いを禁ずる国があるとは、大変驚きました。

そして、ムーさんにこのことを尋ねるのがタブーに当たらないかを心配しました。


今日はタジキスタンのお誕生日について話を聞かせてもらっていいですか。

もちろん。ただ、すごく普通だけど。

事前に調べてみたらタジキスタンは誕生日祝いを禁じる国だと知ったのですが、
誕生日の話をするのはタブーではないですか?

大丈夫だよ。確かに外で祝うことは禁じられているけど、
家で家族や親戚にお祝いしてもらうのは問題ないんだ。

なるほど。
でも、どうしてタジキスタンでは外で誕生日祝いをすることが禁止されているのですか?

僕たちの国は決して豊かではない。それに
ほとんどの人たちがイスラム教徒で、贅沢をせず質素を好むんだ。
だから、政府は誕生日祝いを贅沢とみなして禁じたんだと思うよ。

そうだったのですね。
では、ムーさんは家庭で誕生日を祝ってもらいますか?

もちろん祝ってもらうよ。
両親や兄妹、叔父や叔母が集合するけど
大勢集まることはないね。
特別なデコレーションや贈り物はないけれど
好物の料理を作ってくれて、みんなで食べるんだ。
僕はケーキが嫌いだから食べないけど、
バースデーケーキを食べる人は多い。

どんな料理を食べるの?

誕生日のために特別な料理があるわけではないけど、
誕生日に関わらずタジキスタン人がよく食べる料理を紹介するよ。


というわけで誕生日の話からタジキスタン料理の話題へと移ったので、

ムーさんが教えてくれたタジキスタン人がよく食べる料理をご紹介します。


オシュ

オシュは肉や野菜をスパイスやスープストックで炊き上げるいわばピラフのような料理です。

肉は牛・羊・馬などバリエーションに富んでいますが、

イスラム教徒が多く暮らすタジキスタンでは豚肉を使うことはありません。

マントゥ

マントゥはいわば餃子のようなものですが、

ムーさんいわく餃子にしてはかなり大きいとのこと。

この画像のマントゥ1個は拳くらいの大きさです。

ラグマン

うどんのような麺にスパイシーな具材を載せてスープをかけた

まるで具材たっぷりぶっかけうどんカザフスタン風、といった料理。

ベシュバルマク

ベシュバルマクは茹でた平打ちの麺に肉を載せたシンプルな料理。

ベシュバルマクの「ベシュ」は”5”、「バルマク」は”指”という意味で、

5本の指で掴んで食べることからこのように呼ばれるようになりました。

1番目に紹介したオシュもこのベシュバルマクも、タジキスタンでは手づかみで食べる料理なのです。

私たち日本人には手づかみは少しハードルを感じてしまいますね。


最後に

タジキスタン的お誕生日のお祝い豆知識はいかがでしたか。

私は今回ムーさんにインタビューをさせていただくまで

カザフスタンについてほとんど何も知らなかったことに気がつきました。

場所はおろか、どんな言語を話し、どんな料理を食べ、どんな風景の中で暮らしているのか。

お誕生日祝いについてのインタビューのはずが

国の法律でお誕生日祝いが禁止されているなんて考えも及びませんでした。

確かに貧困率は高いことに間違いはないのでしょうが、

ムーさんが見せてくれたタジキスタンの風景や料理の画像からは

豊かな自然や愛情と栄養の詰まった豊かな料理といった経済的なものとは異なる豊さが見えました。

実際ムーさんも笑顔が素敵な優しいお人柄で、

ほとんど知らなかったタジキスタンにとても興味が湧きました。

ぜひいつか訪れるチャンスがあるといいなあと願いたいです。


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いつかこのブログでご紹介した国で「スーパードリームキャンドル」を販売できる日がやってきますように!

スーパードリームキャンドル

(すべての画像はイメージです)

投稿者プロフィール

ドリームキャンドル担当たなか
ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
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