世界を巡るお誕生日の旅 フランス編

フランス的お誕生日のお祝い豆知識

ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補商店(かねすけしょうてん)のたなかななです。

私たなかは2023年4月よりドリームキャンドル製造販売の責任者に就任しました。

私は今、ドリームキャンドルを世界へ向けて販売するという目標をもっています。

ドリームキャンドルは感動誕生日を演出するパーティーグッズですから、

”世界へ出るならまず世界の誕生日を知ろう”という学びを2023年7月にスタートしました。

その学びの過程で得た情報をこちらのブログで発信しています。


ではさっそくですが、

みなさまは世界中のさまざまな文化に独自のお誕生日の祝い方があるのをご存知でしたか。

私たちと似たようなスタイルで祝う国もあれば

一部似たスタイルの国や全く異なるスタイルの国もあるというは想像できますよね。

他の国でのお誕生日のお祝いのスタイルやアイデアを知ることで

私たちが誰かのバースデーパーティーを企画するときのヒントになるかもしれません。

そんなお楽しみをもってこのブログを読んでいただけると嬉しいです。

さて、このブログのテーマ『世界を巡るお誕生日の旅』第9か国目として私が選んだのは

フランスです。

現地の声をインタビュー

今回も私たなかは、インタビューを実施いたしました。

フランスのお誕生日事情についてお尋ねしたのは、

フランス南西部ボルドー地方にお住まいの日本女性Chizuさんです。

Chizuさんは現地で2人のお子さんを育てるママです。

ご自身のお子さんのお誕生日祝いについてもご経験されたそうです。


日本との違いは?

フランスでは年齢によっても誕生日祝いのスタイルに違いがあるそうです。

今回はChizuさんご自身がご経験されたことをもとに

お話くださいました。

フランスではどんな風に誕生日をお祝いしますか?

まずもって、
フランスでは誕生日=超重要だと感じています^ ^
忘れていたなんて言ったら人間関係が悪くなりそう!

人間関係が悪くなる・・・
恐ろしくて忘れるわけにはいきませんね。

余談ですが、

確かギリシャでは40日まではうっかり忘れていても許されるルールがありましたね^^;

詳しくは当ブログの『世界を巡るお誕生日の旅 ギリシャ編』をご参照ください。

ちょうどこの4月に
次男12歳の誕生日パーティーを開きました。

12歳になったんですね!
おめでとうございます

招待したのは、
学校のクラス男子全員と
女子が1人です。
招待者は次男と相談して決めました。

女子が1人。
気になるなぁ^^
(同じく息子を持つ母心)

場所はトランポリンパークという施設で、
誕生日コースを利用しました。

誕生日コースってどんなものなのですか?

トランポリンパークの施設を1時間使えて、
誕生日ケーキ+スナック+飲み物を30分楽しめるコースです。

子供達は大興奮ですね!
しかもパーク側で用意してくれるのがありがたい。

フランスでは誕生日プレゼントは頂いた人の前で開きます。
みんなの前で一つずつ開け、お礼を言っていきます。
そして、「招待されたら招待する」という暗黙の了解があるようで、
招待した子供達の誕生日パーティーに呼ばれています。

なるほど。

- プレゼントを頂いたら目の前で開く
- パーティーに招待されたら招待する

というのがフランスのマナーなのですね。

ボルドーはプール付一軒家に住むご家庭が多いんです。
ご自宅での誕生日パーティーでは
プールとBBQをセットで楽しむご家庭が多い印象があります。

優雅ですね〜。

プレゼントは相手の親に何が欲しいか聞くことが多いです。
プレゼントが被らない様に教えてくれます。
なんでもイイよーっと言われるとこともあるので
その場合は自分で選んで買っていきます。

その「なんでもイイよ」が逆に難しいので、
相手の親御さんが教えてくださるのは
とっても助かるなって思います。

ところで日本の二十歳や還暦のように
特別にお祝いする年齢ってあるのですか?

フランス人は10年ごとの誕生日は盛大にします。
10歳、20歳、30歳…
節目の誕生日は親族が集まりお祝いすることが多いと思います。
誕生日に限らず、親族の集まりが多いです。

ご家族を大切にする国民性ですね。
日本ではだんだんと親族が集まる機会が減っているように感じます。
私たちもかつては親族大勢で集まることが多かったのに。

どんな場所で集まってお祝いするのですか。

パーティーはアメリカのような豪華なパーティーではなく、
自宅で行うホーム誕生日パーティーです。
レストランへ行っておもてなしをしたり、
お祝いすることは少ないように思います。

アットホームな感じですね!

自宅でパーティーを開く場合は、
ホームメイドまたは
フランス語でtraiteurと呼ばれるケイタリングに頼んで作ってもらいます。

食の国ですから、
パーティーでいただくお食事も美味しいんだろうなぁ。。。

ところで、ドレスアップはするのですか?

ドレスを着たりなどはありませんでしたが、
気持ちフォーマルといった感じです。
私から見るとカジュアルですが。

みなさんおしゃれに着飾っているイメージが湧きます。

みんなが集まったパーティーでは、
どんな時間を過ごすのですか?

お昼からパーティーが始まるとしたら、
ケーキを食べるのは4時か5時ごろになる時もあります。
ケーキを食べて食後のコーヒーを飲んだら、
そろそろ帰ります。

ゆっくりくつろぎスタイルですね!

とにかくフランス人は話すことが大好きで、
永遠に話している感じです。
さよならにも親族1人1人にチークキスをして、
声をかけていくので30分ぐらいかかります。

バースデーケーキは食べますか?

主役がケーキの好みを決めると思いますので、
決まったものはありません。
子供の誕生日には手作りのチョコレートケーキが多いような気がします。
キャラクターケーキのようなものはあまり見かけません。

また、結婚式や洗礼式のような特別なお祝い事でよく見かけるケーキは
シュークリームを積み重ねたクロカンブッシュです。
お誕生日では、主役のお好みに合わせて準備することが多いですね。

クロカンブッシュは日本でもウェディングなどで見られるタイプのケーキですね。

では、バースデーソングを歌ったり、
ロウソクを吹き消したりという儀式はあるのですか?

ありますよ!
ロウソクは歳の数だけ。
1つ自分の願い事を頭に思い浮かべて
ロウソクを全部吹き消すことができると願いが叶うという言い伝えがあります。
自分の願いは人には言いません。

そういうおまじない的な言い伝えがあると
盛り上がりますよね!

今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。


最後に

フランス的お誕生日のお祝い豆知識はいかがでしたか。

Chizuさんからは教えていただいたフランスのお誕生日祝いは、

特別に大騒ぎをする感じではありませんが

シンプルながらも

ケーキを作ったり、

お料理を手配したり、

プレゼントを選んだり、

子供達が楽しめるようなパーティーコースを予約したり、

相手を思う気持ちがとても温かいな、と感じました。

そして、親族で集まってお祝いをするという文化も、

日本ではかなり縮小化しているので

羨ましく感じたことのひとつです。


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いつかこのブログでご紹介した国々で「スーパードリームキャンドル」を販売できる日がやってきますように!

スーパードリームキャンドル

(すべての画像はイメージです)

投稿者プロフィール

ドリームキャンドル担当たなか
ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
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