ミライ経営塾Wonders最終報告会
デザイン経営を学ぶ
ドリームキャンドルを製造販売する株式会社田中務補(かねすけ)商店のたなかななです。
ドリームキャンドルは2004年に販売を開始し、
現在3代目となる「スーパードリームキャンドル」まで販売を続けています。
おかげさまでたくさんのお客様に愛される商品に成長しましたが、
決してこれまで順調なステップを駆け上がってきたわけではありません。
今の段階で自分たちが抱えている課題を棚卸ししてみると
- バリエーションが少なすぎてお客様に選ぶ楽しみをご提供できていない
- SNSなどの情報発信ツールをつかいこなせていない
- 数少ないスタッフで業務を回しているため行き届いていない業務エリアがある
など、大きな問題ではなくともひとつずつ丁寧に解決していく必要のある課題が
いくつか存在していることに気づきます。
せっかく自分たちが誇りに思う商品をもっているのだから、
もっとお客様の満足度を高めて
さらに多くの人たちへ広めていきたいと考えていたところで参加したのが、
神戸市が主催するデザイン経営の学びの場『Wonders(ワンダース)』でした。
ワンダースは1ダース(12ピース)という隠れた意味をもっていて、
経営に大なり小なりさまざまな課題を抱える12社が集まって
デザイン経営という手法を通じて課題を解決に導こうという取り組みです。
『Wonders』の活動は3つのグループに分かれて行われます。
- プロダクトデザインチーム
- ブランドデザインチーム
- 組織デザインチーム
それぞれのチームにはメンターの先生がつき、
課題について共に考え、
企業が自立し、チームの中で答えが出せるように導いてくださいます。
私たちはブランドデザインチームに加入させていただき、
星加 ルリコ先生のご指導のもと
ドリームキャンドルのブランディングに取り組みました。
ブランディング取り組みの集大成
2023年8月よりスタートしたWonders。
12月に取り組みの中間報告会を経て、
先日3月6日に最終報告会を迎えました。
8ヶ月間、メンターの星加先生とともに歩んできた道のりを
Wondersに参加するほかのメンバーたちに共有する最後の機会です。
私たちは発表のテーマを
《ファンを育てるブランディング》と称して
8分間のスピーチをいたしました。
さまざまな事例を会場のみなさまに共有したかったのですが、
プレゼンテーションの制限時間は7分しかなかったため、
3つの取り組みに絞って発表することといたしました。
それがこちらの取り組みです。
取り組み1 お客様の声を形にする
私たちはこれまで、
ドリームキャンドルを実際ご使用くださったお客様や
長年ファンとしてご愛用くださっているお客様より
さまざまなご提案やアイデアの共有をいただいてきました。
その中でも特に多かったリクエストのひとつが、
「誕生日以外のお祝いで使えるドリームキャンドルがほしい!」というものでした。
そこでこのブログをお読みくださっている方へ質問です!
お祝い全般で使えるような音楽として
どんなメロディが浮かびますか?
恥ずかしながら私たちは
どんなお祝いにも適用できるような音楽を思いつかずだったために、
せっかくお客様から届いた
「誕生日以外のお祝いで使えるドリームキャンドルがほしい!」という貴重なお声を
棚上げし続けていたのでした。
そして今回『Wonders』での取り組みのひとつとして、
長い間棚上げしていた【お祝いバージョン】のドリームキャンドルを
実際にサンプル生産し、かなりブラッシュアップした状態まで到達させることができました。
入学や卒業のお祝い、就職祝い、結婚のお祝い、結婚記念日、ご出産のお祝いなど
幅広くご活用いただけるドリームキャンドルを2024年度中に発売できそうです!
取り組み2 社内の声を形にする
お客様からいただくお声以外にも、
社内のスタッフから
「こんなドリームキャンドルがあったらいいんじゃないか?」
「こんなおまけがついていたらおもしろいんじゃないか?」といった声があがりました。
その中から生まれ、
2024年度に実施が決まった企画をほんの少しだけお話しさせていただきますね。
それは、
スタッフの1人のこんな呟きから生まれたものです。
「チョコボールの金のエンジェルがドリームキャンドルにも入っていたら嬉しいのになぁ」
私たなかもその呟きを聞いた時に
「いや、それは、私も嬉しいぞ」と思いました!
そして、「それ、やってみようよ!」となったわけなのです。
せっかくなのでお楽しみということで
詳細はここにはあえて記載しませんが、
また実施日程が決定しましたら弊社ホームページ・当ブログ・弊社note・弊社facebookなどで
告知をさせていただきます。
取り組み3 ファンとつながる導線づくり
"ファン"と呼ばせていただくのはおこがましいとは思うのですが、
ドリームキャンドルのことを好きになってくださり、
1度使ったら次も使いたいと思ってくださるお客様たちと
もっとつながりを持って、
コミュニケーションをしていきたいと私たちは考えています。
コミュニケーションをしていく中で、
もしかしたら
さらに進化したドリームキャンドルが生まれるヒントを得られるかもしれない、
我々の足りていない部分が見えてくるかもしれない、
困っているお客様に安心していただけるチャンスになるかもしれない、
そんなさまざまな課題を解決する可能性を感じています。
今回Wondersで伴走していただいたブランドデザイン専門の星加先生は、
「ファンの居場所をつくりましょう」とアドバイスをくださいました。
ドリームキャンドルをお誕生日にご使用くださり、
ご満足くださると、
次のステップとしてInstagramやTikTokなどにご投稿くださる方がたくさんいらっしゃいます。
そんな方たちのご投稿を
弊社ホームページでもご紹介できたらと考え、
【Instagramご投稿事例】というコーナーを設けさせていただくことにいたしました。
もちろん、ご投稿者様には事前に許可を取らせていただいております。
許可していただいた方とのコミュニケーションも
私たちにとっては宝物でした。
ご協力をいただいたみなさま、
本当にありがとうございました。
Wonders卒業
ミライ経営塾Wondersの最終報告会をもって
私たちは卒業することとなりました。
メンターとして携わってくれた星加先生と
そしてWondersを毎回取りまとめくださった神戸新聞社の鄭さんへ
心からの感謝の気持ちを送りたいと思います。
ありがとうございました!!!
写真中央が私たなかです
投稿者プロフィール
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ドリームキャンドルのメーカーに勤務するたなかななと申します。お誕生日やドリームキャンドル、地元神戸にまつわるストーリーを執筆中
tiktokも更新中!
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